ヨガ留学の話⑤ 大緊張!ネイティブたちの前で60分間ヨガクラスをリード!後編
さて、いよいよやってきました、人前での英語ヨガクラス。
私は当時日本語でクラスをリードしたこともありませんでした。
英語を会話ではなく人前で話すことも。
ヨガクラスを英語で?!ネイティブスピーカーを前に?!
語学学校のスピーチ練習とは訳が違います。
何回練習しても、自信がつかない。でもやるしかない!!
学生の時の定期試験前よりもナーバスでした、確実に。
さて、やってきた当日。
時間になり、私がいるスタジオにやってきた2人のトレーナー。
1トレーナーにつき、2グループ、同時進行でクラスが行われていきます。
はい、じゃあ時間もそんなにないから、はじめよっか、みたいな感じで始まりました。
最初は軽いイントロダクションから、
呼吸
座りポーズ
立ちポーズ
ピークポーズ…
ひたすら、練習してきたことを頭の中で思い出し、
でも受けてくれている人たちの様子を見ながら、クラスをリードしていきます。
余談ですが、私の学んだヨガスクールでは、
ポーズのアジャスト(生徒さんそれぞれのポーズを体を触りながら調整する)には重きを置いていません。
人の体はそれぞれ元の骨格が全く違うこと、
クラスを受ける人たちがどのようなバックグラウンドがあるか分かりえないこと(スポーツ歴や怪我の履歴など)
セクシャルハラスメントになりうる点
において、必ずしもアジャストさせるポーズ、形が正しいとは万人には言えない、ということを常日頃教えられてきました。
なので、この60分間のクラスは基本的に言葉と自分が取るポーズで説明をしていきます。
私が拙い英語でするインストラクション、みんな、しっかりついてきてくれました…涙
自分でも、こんなレベルでは、全く世間で通用しないだろうなと後から何度も思ったけれど
あれが、当時の私の100%でした。
終わった後、安心感からか涙が!!笑
チームメイトがハグしてくれ、トレーナーもハグしてくれ、
私のクラスは無事終わったのでした。
クラス後に、2グループ一緒になりトレーナーからクラスで気になった細かいアドバイスを受け、最後の最後に
僕が日本語でクラスやれって言われたらマジで無理。精神病むと思う。
本当に尊敬する。
って言ってました。笑
いや病む寸前でした。
私のクラス後チームメイトに自信無さから、
きっと私のクラスよりは全然上手くいくと思うよ、と冗談混じりで言ったんですよね。
そしたらチームメイトは真剣に、
誰が良いとかそういうのは絶対に無い。学校のテストみたいに点数をつけるわけじゃない。
みんながそれぞれ良い。
Chiakiのクラスは、Chiakiだからベストだった。私が気持ちが良かったから、それで良い。
って言われました。
その時、はっ!ってなったんですよね。
この60分間のクラスは、点数制でもなければ合格不合格も無い。
その場で、本人が本気でやっているか、この経験がちゃんと身になっているか。
ちゃんとやる、やらないは自由だし、この60分が終われば誰でも修了証はもらえるけど。
ネイティブでも、そうじゃなくても、
結局200Hの資格を取ることが重要なんじゃなくて、200Hで経験して勉強したことが大事なんだな、と感じました。
私、TTの初日に全員輪になって、
自己紹介、名前と今の気持ちを一言で、っていうシーンがあって。
Hi,
I’m Chiaki, I’m just…nervous
ってちっさーい声で自己紹介したんです。
最終日、なんと同じシチュエーションがきて
直感から
I’m proud.(誇りに思う)
って言ったんです。今でも信じられない笑
その時、いつも一番に気をかけてくれていたトレーナーのSarahが、涙を流してくれて。
…めちゃめちゃ泣きました。笑
長いように感じた4ヶ月弱
でもあっという間の4ヶ月弱
それはヨガインストラクターへの、まだまだ初めの一歩ですが、
確実に私を成長させてくれたと断言できる、4ヶ月半なのでした。
残念ながら
私の通っていたヨガスタジオは、世界的パンデミックにより、閉鎖してしまいました。
日本でも、さらに今はオンラインでも、ヨガの資格は取れます。
ですが、もしヨガが大好きで、ヨガをもっと学びたい、留学もしてみたい!と思っている方がいたら、
ぜひヨガ留学、お勧めしたいです。
乗り越えなければいけない試練はたくさんありますが、
得るものも沢山です。
次回は、TTのその後、カナダでヨガクラスを開講!の話をしていこうかなと思います!
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
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